看護師が受ける研修の種類

看護師が受ける研修の種類にはいくつかありますが、その中には院内で必ず受けなければいけないものや院外でも受けておいた方がいいものがあります。

例えば就職してから最初に受ける新人研修では、その病院に所属する看護師としての心構えや看護師として業務をする上で必要なことを勉強することができます。一般的な内容としては安全管理に関することや接遇に関すること、フィジカルアセスメントや感染予防対策に関することなどを学びますよね。これらを受けておかないと病院での業務に支障が出るだけではなく、ほかの新人看護師や先輩看護師とのコミュニケーションや連携も難しくなるため注意が必要です。

また院内ではそれぞれ所属している部署ごとに事例に基づいた研修が行われたり、看護師全員を対象とした研修が行われることもあります。院外であれば日本看護協会が開催している研修が多く、災害ナースに関するものや専門分野に特化した内容の研修が定期的に行われています。特に最近では高齢社会に伴って増えてきている認知症に関する研修や、がんに関する研修が多く見受けられるようです。認知症に関する研修はどのような職場であっても関わることが増えてきているため、看護師にとっては必須の研修として考えられているところもあります。

このように看護師が受ける研修には院内・院外でいくつかの種類があるため、自分に必要なものはできる限り受けておくことがおすすめだと言われています。